看護師の夜勤勤務は、寝不足で生活リズムが崩れるのから辛いという意見も多いですが、何もデメリットばかりではありません。逆にこの状況を利用し、夜勤専従で働く看護師もいます。
そんな夜勤勤務のメリットとして挙げられるのが、収入の多さです。
日本看護協会の2020年病院看護実態調査報告書によると、3交代制で5000円前後、2交代制で10000円程度の夜勤手当が付きます。夜勤専従の看護師でも、十分な給与をもらうことができます。
そして、夜勤の翌日は休日になるので、連休が取りやすい点もメリットです。
日中を自由にできることで趣味に時間を費やせるため、仕事と趣味が両立しやすいのもメリットです。また、学校行事などにも参加しやすいので、子育て中でも上手くシフトを利用すれば仕事と子育ての両立もしやすいでしょう。
夜間勤務は人数も少ないので、全てのことに対応しなければなりません。そのため看護師としてのスキルアップに繋がることが多く、早く上のスキルを身につけることができます。働きながらスキルが身につき、経験も積めるのでスキルアップをしたい看護師にとって、夜勤は大きなチャンスといえます。
夜勤は人数が少ないので、人間関係が楽です。コミュニケーションは大切ですが、引き継ぎ以外は自分のために時間を使えるので、きちんと休息を取り、仕事にも専念できます。
夜勤専従になればシフトの不規則さも影響を受けないので、身体への負担も軽くなります。
自分の生活リズムに合っていて、夜勤のメリットを活かせる人は、夜勤に積極的に入ると良いでしょう。