病棟で活躍する看護師は、24時間体制で患者さんのケアを行う必要があります。こうした現場では当然ながら、夜間勤務が求められます。
夜勤は、業務内容が日勤とは異なるうえ、身体への負担もあります。そのため、夜勤にやりがいを感じて長く続けられる人もいれば、どうしても夜勤が辛く、体質的に合わないと感じる人もいるかと思います。
そこでここでは、夜勤の仕事が向いている人の特徴を考察してみました。
夜勤は昼夜逆転の生活になるため、生活リズムが乱れやすく、体調管理が重要になります。夜勤をしつつ、健康を維持するためには、しっかりと睡眠時間を確保し、栄養バランスのとれた食事を心がける必要があるでしょう。
よって、自己管理能力の高い人の方が向いているといえます。
また、夜勤は日勤に比べ、一人で判断しなければならない場面が多くなります。医師や他の看護師の数が少ないため、急変時や緊急時には自分で判断して行動する必要があります。
そのため、状況判断能力が高く、冷静に物事を判断できる人が求められます。
さらに夜の時間帯は、担当者が少ないこともあり、周囲の人とのコミュニケーションが少なくなります。一人で黙々と作業を行う時間帯も長くなるでしょう。
それを考えると、一人でいることを苦痛に感じず、集中して作業に取り組める人が望ましいです。
また、予期せぬ出来事が発生することもあるため、柔軟な対応力も必要です。状況に応じて、臨機応変に対応できるスキルがあれば、難なくこなせるはずです。